震災の影響により、住み慣れた地域から避難所、仮設住宅、災害公営住宅と居場所を移すことで生じてしまった関係性の分断……そんな中、復興のお役立ちのため誕生した、一人ひとりが地域の中でよりよく暮らしていくためにヒト・モノ・コトをゆるやかにつなぎ、楽しみ合いながら支え合うコミュニティ支援団体「つながりデザインセンター・あすと長町」のビジュアル・アイデンティティとそれに伴う各種グッズを制作しています。
[→つながりデザインセンター・あすと長町]
意識したのは“ゆるやかなつながり”を意識させる、連続性のあるモチーフづくり。
“居場所”とは定型を持っているわけではなく、さまざまなかたち・バラバラの個性が集まることではじめて構成されるもの。
ロゴとしてもビジュアルモチーフとしてもあえて一定のかたちを定めるのではなく、つみ木のようにモチーフだけを用意し、時と場合によって組み立て分けられるようなコンセプトとなっています。